第11回バックギャモン検定 – ラウンド5 @ U25合宿

毎年恒例のバックギャモン U25合宿 が、8月29日から3泊4日の日程で箱根湯本の近江屋旅館にて開催されました。台風10号の直撃が懸念されましたが、幸いにも影響はなく、スケジュール通りに進行することができました。

U25合宿は、25歳以下のユース会員を対象としたJBS主催のバックギャモン合宿(25歳以上のプレイヤーや保護者の方も参加可能)です。対局と振り返りを中心に、自由発表やバックギャモン検定®、ポジション検討会、シュエットなど、多彩なプログラムを通して、4日間にわたる充実したバックギャモン漬けの時間を過ごしました。特に、望月プロ、景山プロ、横田プロという世界トップクラスのプレイヤーから直接指導を受けられることは、何にも代えがたい貴重な機会となりました。

合宿2日目には「バックギャモン検定®」に挑戦する特別プログラムが行われました。受検者は60分のテストに取り組み、その後、問題制作を担当した望月プロ、景山プロ、横田プロによる解説を直々に受けることができました。なお、U25合宿ではバックギャモン検定が恒例の教材として活用されており、これで8回連続の採用となります。

第11回検定には11名が受検し、太田智さんが31点を獲得してトップの成績を収めました。受検者の成績は次の通りです(第11回検定以外の成績は省略しています)。

Rank Total score Total errors Name
1 31 2006 Satoru Oota Japan
2 28 2082 Yuuta Takimiya Japan
2 28 2681 H. K. Japan
4 23 3670 R. U. Japan
5 21 4511 Kakeru Mikajiri Japan
6 19 3939 Kouki Mizutani Japan
6 19 3969 Yuuto Nakano Japan
8 17 4264 T. M. Japan
8 17 4629 (Anonymous) Japan
10 15 4774 Y. H. Japan
10 15 4929 S. Y. Japan
Total 11 Ave. 21.2 Ave. 3769

JBSの若手支援プログラム「U25」では、若手プレイヤーの育成を目的として、夏合宿のほかにも、U25選手権や新鋭戦の開催、海外大会への派遣支援、世界学生選手権のサポートなど、幅広い活動を行っています。U25プログラムの詳細については、JBS公式の U-25掲示板 をご覧ください。

私たちバックギャモン教育協会(Association of Backgammon Education)は U25プログラムの趣旨に賛同し、バックギャモンに真剣に取り組む若手プレイヤーを応援しています。今回も U25合宿に参加したユースプレイヤーを対象に、バックギャモン検定の受験を無料で提供させていただきました。U25合宿から未来のスーパースターが続々と誕生することを期待しております。今後もこのような活動を通じて、バックギャモン界を盛り上げていきたいと考えています。何卒、よろしくお願い申し上げます。

第11回バックギャモン検定 – ラウンド4 @ 1st German Aachen Festival

8月10日から16日にかけて、ドイツの美しい歴史都市アーヘンで German Aachen Festival という新しい大会が開催されました。この大会は、ヨーロッパ中からバックギャモン愛好家が集まる新たな舞台として期待を集めています。大会4日目の13日(火)、第11回バックギャモン検定のラウンド4がおこなわれました。

バックギャモン検定の実施は、ドイツのバックギャモンコミュニティに深く関わる大会プロデューサー Marcus Reinhard がトッププロでバックギャモン検定の問題作成チームメンバーである Michihito “Michy” Kageyama を大会への参加を招待したことがきっかけで実現しました。Marcus 自身も7月の Swedish Open で検定を受けており、彼のバックギャモンへの情熱を物語っています。

事前の宣伝がなかったこともあり、今回の参加者は7名にとどまりました。それでも、German Aachen Festival の第1回大会でバックギャモン検定を実施できたこと自体が、大きな意義を持つと言えるでしょう。この小さな一歩が、今後の German Aachen Festival およびドイツでのバックギャモン検定の普及に繋がることを期待しています。

参加者全員の成績は以下の通りです。

Rank Total score Total errors Name
1 38 1289 Oliver Squire UK
2 32 2353 Paulus van Rooijen Netherlands
3 31 2337 Marc Friebe Germany
4 30 1947 K. H.
5 20 4062 M. B. Germany
5 20 4296 Kees Rooke Netherlands
7 19 3784 K. B.
Total 7 Ave. 27.1 Ave. 2867

German Aachen Festival は、ドイツ国内外のプレイヤーが集まる新たなイベントとして今後さらに大きくなっていくことでしょう。それにともなって、バックギャモン検定がさらに多くのプレイヤーを惹きつけることを願っています。

第11回バックギャモン検定 – ラウンド3 @ 42nd Swedish Open

7月8日から10日にかけてスウェーデンの首都ストックホルムで WBGF Team World Championship 2024 が開催され、世界中のバックギャモン愛好者が集結しました。その後、14日まで 42nd Swedish Open が行われました。

大会の詳細は こちら

165名のプレイヤーが集まった Swedish Open のメイントーナメントがクライマックスに差し掛かる中、サイドイベントとして、第11回バックギャモン検定が景山プロの監督の下で実施されました。スウェーデンでのバックギャモン検定は2年ぶりで、今回が3回目の開催となります。

今年は世界チーム選手権が同じ場所で開催されたこともあり、各国のトッププレイヤーが顔を揃え、受検者のレベルは非常に高いものでした。参加者は11ヶ国から集まりました。

今回、最高スコアを叩き出したのは、デンマークの P. J. とアメリカの Steve Sax で、それぞれ38点を獲得しました。次点には、フランスの Remille Tristan が続きました。参加者全員の成績は以下の通りです。

Rank Total score Total errors Name
1 38 1622 P. J. Denmark
1 38 1731 Steve Sax USA
3 37 1431 Remille Tristan France
4 35 1638 (Anonymous) Austria
4 35 1737 P. H. UK
6 34 1802 Steen Mikkelsen Denmark
7 33 1981 (Anonymous) Germany
7 33 2097 (Anonymous) Germany
7 33 2216 Torsten Lux Germany
10 32 2072 Alain Babillon France
11 31 2263 Janne Kaipainen Finland
12 30 3160 Rainer Spoerk Austria
13 29 2544 Stephan Hartmann Germany
13 29 2879 Păun Andrei Romania
15 28 2528 B. E. France
15 28 2609 Didisheim Patrick Switzerland
17 27 2489 Heribert Lindner Germany
18 26 3060 Jeremy Sherr
18 26 3071 M. H. Austria
20 25 2964 (Anonymous) Switzerland
21 24 3340 Oliver Schneider Germany
22 22 3919 (Anonymous) Gibraltar
23 19 3710 Rozenberg Daniel
24 16 4284 G. G. Switzerland
25 14 5386 (Anonymous) UK
Total 25 Ave. 28.9 Ave. 2661

世界中から多くのプレイヤーが集まった Swedish Open でバックギャモン検定が実施されたことはとても意義深いです。バックギャモン検定の注目度は年々高まっており、プレイヤーの技術向上や国際的な交流の場としての重要性も増しています。今後もバックギャモン検定を通じて、バックギャモンの魅力や奥深さをより多くの人に広めていきたいと考えております。

第11回バックギャモン検定 – ラウンド2 @ 42nd Chicago Open

5月3日に新シーズンが始まったバックギャモン検定ですが、そのわずか3週間後の5月24日、シカゴオープン で第11回バックギャモン検定の第2ラウンドがおこなわれました。

シカゴオープンは、毎年多くのバックギャモン愛好者が集まる大規模なイベントであり、バックギャモン検定も大きな注目を集めています。シカゴオープンでは、2014年の第4回検定から毎年連続でバックギャモン検定が実施されており、その実施回数はアメリカ国内で最多です。そして今年は過去最多となる42名の参加者が集まり、そのうち8名は女性でした。

検定試験の内容は、実際のバックギャモンの試合でよく遭遇するシチュエーションに基づいています。多くの問題がプレイヤーの戦略的思考力と瞬間的な判断力を問うものであり、それゆえに毎年多くのプレイヤーが自身の実力を試すためにこの検定に挑戦しています。

今回の検定で最高得点を獲得したのは、バックギャモンジャイアンツ にも名を連ねる Gerry Tansey でした。彼はシカゴオープンでの検定で3回連続でトップとなっています。

参加者全員の成績は以下の通りです。

Rank Total score Total errors Name
1 39 1367 Gerry Tansey USA
2 37 2099 (Anonymous) USA
3 35 1783 Chuck Bower USA
3 35 2057 Frank Frigo USA
5 33 2173 David Klausa USA
5 33 2429 Frank Talbot USA
7 32 2236 Art Benjamin USA
8 30 2418 Craig Anderson USA
8 30 2789 Steve Hairgrove USA
10 28 2595 Richard Munitz USA
11 26 2944 Paul Swain USA
12 25 3133 Bill Lonergan USA
13 24 3325 Richard Stubbe USA
13 24 3368 David Habib FranceCanada
15 23 3011 Jimmy DeRosier USA
15 23 3249 A. M. USA
15 23 3698 J. H. USA
15 23 3942 Karen Davis USA
19 21 3400 A. S. USA
19 21 4211 Roberto Gaui Brazil
19 21 4644 Amelia Pascar USA
22 20 3367 Allen Tish USA
22 20 4135 Clinton Laird USA
22 20 4455 Kratz Robert USA
25 19 4093 David Himebaugh USA
25 19 4485 D. S. USA
25 19 4488 John Stryker USA
28 17 3873 (Anonymous) USA
28 17 4340 Jeremy Ly USA
28 17 4839 Greg Merriman USA
28 17 4911 Hakki Baltaci Turkey
32 16 4146 Brett Hemes USA
32 16 4385 George Kourdahi
32 16 5707 Carol Joy Cole USA
32 16 5735 Hannah DeRosier USA
36 15 4343 (Anonymous) USA
37 14 5223 I. M. USA
38 12 4670 (Anonymous) Greece
38 12 6008 Terese Flynn USA
40 11 5608 (Anonymous) Canada
40 11 5833 A. J. USA
42 10 6073 A. P. USA
Total 42 Ave. 21.9 Ave. 3847

試験の2日後には景山充人プロによる解説会がおこなわれ、参加者たちによる活発なディスカッションが繰り広げられました。解説会は、バックギャモンの理解を深める絶好の機会であり、多くの参加者がその意義を感じています。

シカゴオープンにおいてバックギャモン検定は毎年恒例のイベントとなっており、多くの注目を集めています。大会主催者の Rory Pascar、監督・運営を現地で実施いただいた景山プロ、およびシカゴでの参加者の皆さまに心から感謝申し上げます。

なお、現時点の全参加者の成績リストは こちら から確認することができます。次回も、ぜひ多くの方々の参加をお待ちしております。

第11回バックギャモン検定スタート – ラウンド1 @ バックギャモンフェスティバル2024

2011年にスタートしたバックギャモン検定は、今回の バックギャモンフェスティバル で13周年を迎えました。これで11回目の実施となりますが、これは新型コロナウイルスの影響や制作スケジュールの都合で3度の休止があったためです。

今回、バックギャモン検定をもっと盛り上げるため、匿名のスポンサーからの申し出により、成績優秀者1名を「バックギャモン検定アンバサダー」として選出し、海外のバックギャモン大会に参加するための費用として10万円を支給することになりました。アンバサダー選出には、「正答数が50問中40問以上」という厳しい条件が設けられました。それもあってか、検定本番はいつもより緊張感あふれる雰囲気でおこなわれました。

今回の受検者の中には西川清一氏、片上大輔氏、中須賀謙吾氏が含まれていましたが、その3名は奇しくも、第10回検定 の日本人上位3名でした。

片上氏が終了後に「今回40点とったら大したもんですよ」と感想を漏らしていた中、最高得点を獲得したのは西川氏でした。しかし西川氏は「他に40問以上を取った方がいればその方を優先してほしい」とのことで検定アンバサダーを辞退されました。結果、40問正解した中須賀氏がアンバサダーに選ばれました。おめでとうございます!!

表彰式での西川氏のコメント(都合により表彰式を欠席されたため代読)は以下の通りです。「終了後、中須賀さんが40点を取ったと聞き、彼と話をしましたが、個人的にもとても嬉しく思っています。今頑張っている、未来あるプレーヤーこそアンバサダーに相応しいと思います。中須賀さんなら申し分のない、本当にふさわしい方が選ばれたと思います。」

それを受けて中須賀氏は、「西川さんからもそうやって言っていただき、協賛を受けた上で行くわけですから、良い結果を残せるように準備を含めてやっていきたいと思います。ありがとうございます。」とコメントされました。また、「45点と聞いて、西川さんはあらためてとんでもない方だと思いました。」とも。

なお、当日は19名が参加し、平均点は24.5点、合計エラーの平均は3,289でした。第11回バックギャモン検定ファーストラウンドの結果は以下の通りです。

Rank Total score Total errors Name
1 45 685 Kiyokazu Nishikawa Japan
2 40 963 Kengo Nakasuka Japan
3 38 1511 Daisuke Katagami Japan
4 34 1780 Yukihiro Ninomiya Japan
5 26 2682 Kensaku Okatani Japan
6 25 3465 H. G. Japan
7 24 3865 Toshiya Yatagawa Japan
8 23 3171 Junko Nakamura Japan
8 23 3356 Ryo Matsuura Japan
8 23 3613 Satoshi Ozaki Japan
11 22 3237 Naoki Chiba Japan
11 22 3534 Kouki Miyaji Japan
13 19 4079 Hiroyuki Kawakami Japan
13 19 4359 Ryota Asano Japan
15 17 3729 Raito Hongo Japan
15 17 4255 Kazunori Miyata Japan
15 17 4713 M. F. Japan
15 17 5312 Riho Hosokawa Japan
19 15 4176 Taro Ogura Japan
Total 19 Ave. 24.5 Ave. 3289

毎回恒例のコメントになりますが、バックギャモン検定はスコアの良し悪しだけがキモなのではなく、問題集として世界最高のクオリティであることのほか、「出題の妙」と「世界トッププロの解説」がバックギャモン検定の「売り」と言っても過言ではありません。スコアに一喜一憂することなく、ご自身の現状を見つめ直し、強化するチャンスと捉えていただければありがたいです。

バックギャモン検定は、14年目の新しいシーズンを迎えることができました。第10回までの累計受検者数は1,296名となっていましたが、今回で1,300名を超えました。これだけ長く続けられているのも、ひとえにバックギャモン検定を支持してくださる皆さまのおかげです。受検していただいた皆さまには、この場を借りて御礼申し上げます。

今年も世界中でバックギャモン検定の開催を予定しています。最新情報は随時、本ブログや SNS などでお知らせしていきます。次回のラウンド2は、Chicago Open 2024 での開催を予定しています。

【告知】バックギャモンフェスティバル2024で第11回バックギャモン検定を開催します

昨年、制作側の都合で休止となっていたバックギャモン検定が、バックギャモンフェスティバルに2年ぶりに帰ってきます!!

バックギャモンフェスティバル 2024 初日の 5月3日(金・祝)11:00 より、「第11回 バックギャモン検定」を実施します。



事前受付が必須となりますのでご注意ください(試験前日の15時〆切)。なお、会場の都合により受検者数の上限が36名となるため、申し込み数が上限に達した場合は〆切以前でも事前受付終了となります。また、今回はオンライン受検は実施しませんのでご注意ください。

そしてビッグニュースです。今回は特別に、フェスティバルでのバックギャモン検定の成績最優秀者1名を「バックギャモン検定アンバサダー」として選出し、海外の大会遠征費10万円を支給することとしました。選出条件は次の通りです。

第11回 バックギャモン検定

対象: 中~上級者向け
形式: 60分 選択式50問

◆ 会場受検の場合

日時: 2024年5月3日(金・祝) 11:00~12:20(試験自体は60分)

会場: 大崎ブライトコアホール(メイン会場 にて実施予定)
    東京都品川区北品川5丁目5-15 大崎ブライトコア3F

受検の流れ:
(10:50頃 受検会場への誘導を開始します。11:00 までにご着席ください)
  11:00  受検者の点呼
  11:05  受検の流れと注意事項を説明
  11:10  試験開始
  12:10  試験終了
  15:00頃 成績証(PDF)をメールアドレス宛に送付

  ※ 11:40以降は、退出して終了しても構いません。
  ※ 退出時に解説冊子を受け取ってください(問題冊子も持ち帰り可)。

受検料: 4,000円(JBS会員特別価格)専用ページで事前受付 前日15:00〆切)

     5,000円(通常価格)専用ページで事前受付 前日15:00〆切)

備考

  • 成績が試験終了後に 公表 され(匿名も可能)、世界中のプレイヤーと競い合うことができます。
  • 合否はありません。
  • ギャモンジャイアント2022 の #32以内に選ばれたプレイヤーは無料で会場受検することができます。

スコアの目安

    ちなみにスコアの目安として、獲得スコアに対応するおおよそのバックギャモンの実力レベルは以下のように設定されています。もちろん多少のぶれはありますので、あくまで参考としてご活用ください。

  • 45問以上正解 ・・・ 世界チャンピオンクラス
  • 40問以上正解 ・・・ 日本チャンピオンクラス
  • 35問以上正解 ・・・ 地方代表クラス
  • 30問以上正解 ・・・ 上級クラス
  • 20問以上正解 ・・・ 中級クラス

「バックギャモン検定」とは

「バックギャモン検定」は、運や勝負勘に左右されない実力を客観的に評価するための日本バックギャモン協会公認の実力診断テストです。


(2019年のバックギャモンフェスティバルでのバックギャモン検定の様子)

2011年からスタートしたバックギャモン検定は、世界標準の検定試験となることを目指して世界展開をしており、国内の大会のみならず、世界選手権 (モンテカルロ)、Chicago Open (アメリカ)、UK Open (イギリス)、Istanbul Open (トルコ)、Nordic Open (デンマーク)などの世界有数の大会でも実績を重ねています。現在では参加者がのべ1,200名を超え、世界トップレベルの著名なプレイヤーも多数参加する一大イベントになっています。

問題の選考や解説は バックギャモンジャイアンツ の望月正行プロ・景山充人プロ・上田英明プロ、そして日本を代表するトッププレイヤーである横田一稀プロ、名城健太郎氏が担当しており、文字通り世界最高峰の問題を用意いたしました。いわゆる奇問や難問を集めたクイズ集ではなく、バックギャモンに勝つための知識を問う問題が序盤・中盤・終盤からバランスよく出題され、総合的な能力が問われます。さらに、バックギャモンの教育研究をしている団体、バックギャモン教育協会(主催: 株式会社ワングリット)が全面監修をしていますので、そのクオリティは折り紙付きです。

10th Proficiency Test – Round 7 @ 41st Chicago Open

On Friday evening, May 26th, the third day of the 41st Chicago Open Backgammon Tournament & WBGF Club World Championship, Michihito “Michy” Kageyama conducted the 10th Backgammon Proficiency Test. He also gave a lecture about the test to the participants on Sunday.

The Chicago Open has held this test six times in the past, and they have all been well received. This year’s event was again very well received with 27 participants. More than half of the participants were repeaters. This time we also had a 10-year-old girl participate. We are committed to the education of young backgammon players and decided to let her take the test for free to support her studies.

After scoring, Gerry Tansey came out on top with 38 correct answers (out of 50). He described our test as “Very thorough and fair test of backgammon skills, as always. All problems are “real” backgammon situations and decisions. To the extent that the test is difficult, it is because backgammon itself is challenging. Thank you for producing such a high quality product, every player who wants to measure and improve their game must try this test”.

Scores for all participants are as follows:

Rank Total score Total errors Name
1 38 1348 Gerry Tansey USA
2 35 1590 Ary Nogueira Brazil
3 34 1578 Kit Woolsey USA
4 33 1803 Bill Lonergan USA
5 32 2214 Joseph Sheppard UK
5 32 2531 Craig Anderson USA
7 31 1880 Frank Talbot USA
8 30 1648 Allen Tish USA
8 30 2519 Ken Bame USA
10 28 2428 Fredrik Carlsson Sweden
11 27 2390 Gree Lilley USA
12 26 3613 Marc Emrich USA
13 25 3262 (Anonymous) USA
14 24 3214 John Stryker USA
15 22 3331 Richard Stubbe USA
15 22 3423 Jim Zinkhon USA
15 22 3627 Carol Joy Cole USA
15 22 3684 Julius High USA
19 21 3195 J. D. USA
20 20 3550 V. E. USA
21 19 3761 Daniel Vargas USA
22 18 3556 N. A. USA
22 18 4136 Donna Lafferty USA
24 16 4158 Jeb Horton USA
25 15 5083 K. A. USA
26 14 4497 Eric Wazner USA
27 11 4404 H. D. USA
Total 27 Ave. 24.6 Ave. 3053

The overall scores for the 10th test at this time can be found here.

【告知】バックギャモン検定 過去問大会のお知らせ

バックギャモン検定は2011年にスタートして以来、毎年5月に問題をリニューアルするのが通例となっていましたが、今年は制作メンバー全員が多忙だったことから、残念ながら今年のバックギャモンフェスティバルではリニューアルを実施することができなくなってしまいました。心待ちにしていた方には誠に申し訳ございません。(今年中に何とかリニューアルしたいところですが、ターゲットは7月の世界選手権以降になりそうで、今年はリニューアルしない可能性もあります。何卒ご了承ください。)

その代替として、今年のフェスティバルでは、希望の過去問が現地で受験できる【過去問大会】を実施する予定です(事前申し込みが必須となります)。なお、今回の過去問大会ではオンライン受験は予定しておりませんので、ご承知置きください。

バックギャモン検定 過去問大会

対象: 中~上級者向け
形式: 60分 選択式50問

◆ 会場受検の場合

日時: 2023年5月3日(水・祝) 11:00~12:00(60分)

会場: 大崎ブライトコアホール(会場奥の倉庫01 で実施予定)
    東京都品川区北品川5丁目5-15 大崎ブライトコア3F

受検の流れ:
  10:30  受付開始
  10:45~ 会場奥の特別室(予定)に着席。受検の流れと注意事項を説明
  11:00  試験開始
  12:00  試験終了
  15:00頃 成績証(PDF)をメールアドレス宛に送付

  ※ 11:30以降は、退出して終了しても構いません。
  ※ 退出時に解説冊子を受け取ってください(問題冊子も持ち帰り可)。

受検料: 4,000円(JBS会員特別価格)専用ページで事前受付 前日23:59〆切)

    5,000円(通常価格) (専用ページで事前受付 前日23:59〆切)

受検料: 4,000円(JBS会員特別価格)/5,000円(一般)

備考

  • 今回は過去問大会のため、成績は公表されません。
  • 合否はありません。
  • ギャモンジャイアント2022 の #32以内に選ばれたプレイヤーは無料で会場受検することができます。

スコアの目安

    ちなみにスコアの目安として、獲得スコアに対応するおおよそのバックギャモンの実力レベルは以下のように設定されています。もちろん多少のぶれはありますので、あくまで参考としてご活用ください。

  • 45問以上正解 ・・・ 世界チャンピオンクラス
  • 40問以上正解 ・・・ 日本チャンピオンクラス
  • 35問以上正解 ・・・ 地方代表クラス
  • 30問以上正解 ・・・ 上級クラス
  • 20問以上正解 ・・・ 中級クラス

10th Proficiency Test – Round 6 @ LAS Vegas Open

The Las Vegas Open was held from November 14 to 20, and the 10th Backgammon Proficiency Test was conducted on the morning of November 18. This is the second time in 11 years since the first test was held here.

Giant #1 Masayuki Mochizuki, a.k.a. Mochy, administered the test and 9 players took it, joined by Giants #14 Steve Sax. The following day, Steve gave a lecture on reviewing for the test takers.

The results for the 10 participants are as follows. As expected, Steve Sax did very well. His score puts him in second place overall at this time. Overall scores can be found here.

Rank Total score Total errors Name
1 41 679 Steve Sax USA
2 28 3292 D. K. USA
3 22 3442 Julius High USA
4 20 3353 Mark Danburg-Wyld USA
5 19 4671 J. G. R. Canada
5 19 5000 B. O.
7 16 5342 John Banks USA
8 14 4576 Marianne Bowen
9 13 4886 L. L. USA
9 13 5073 Al Piran Canada
Total 10 Ave. 20.5 Ave. 4031

Thanks to everyone who took the test in Las Vegas, and thanks to Steve for the lecture. We are very happy to announce that the total number of participants for the 10th test exceeded 100. Thanks to all of you for your support!

第10回バックギャモン検定 – ラウンド5 @ 王位戦2022

長雨とともに季節先取りの寒さが到来した10月ですが、バックギャモン王位戦 の初日を迎えるとそれまでとは一転、気持ちの良い秋晴れとなりました。今年の王位戦の会場となった住友不動産大崎ガーデンタワー11Fのサミー株式会社での開催は今回が初めてです。

そして今年の王位戦は、8日10時の「バックギャモン検定」からスタートしました。受検用の部屋はとても広くてきれいな会場を用意していただきました。

参加者は、会場での受検が2名、オンライン受検が3名で合計5名となりました。

結果は、西川清一さんが40点で現時点での暫定2位、片上大輔さんが38点で暫定4位となる好成績を収めました。そして片上さんは今回の王位戦で優勝し、連覇を達成しました。おめでとうございます!

受検者5名の結果は次の通りです。

Rank Total score Total errors Name
1 40 1035 Kiyokazu Nishikawa Japan
2 38 1232 Daisuke Katagami Japan
3 26 3146 Y. U. Japan
4 25 2507 Satoshi Ozaki Japan
5 18 4285 Y. Y. Japan
Total 5 Ave. 29.4 Ave. 2441

現時点での全体のスコア一覧は こちら から確認することができます。

会場から新幹線が見下ろせる素敵なロケーションでおこなわれた今回の王位戦ですが、中上級の枠を取り払ったトーナメント、自作ボードの展示企画、バルーンプレゼント、似顔絵コーナーなど、これまでにない新しい試みもたくさんあり、非常に盛り上がった大会ではなかったでしょうか。大会スタッフの皆さま、ありがとうございました。