今回は、コロナ禍の暗い雰囲気を吹き飛ばすビッグニュースを二つ紹介します。
ひとつはバックギャモンだけを専門に取り扱う出版社「ゴールデンポイント出版」の設立、そしてもうひとつは第一弾となる書籍『バックギャモン検定1』の出版です。
https://sales.goldenpointpublishing.com/
近所の書店や図書館で「囲碁や将棋の本はたくさんあるのにバックギャモンの本は少ないなぁ」と感じたことはないでしょうか。
そんな状況を打開すべく、「バックギャモンの本をもっとたくさん増やしたい!」とバックギャモン専門の出版社を立ち上げ、「ゴールデンポイント出版(Golden Point Publishing)」の出版社登録が完了したのが2019年の6月でした。
「ゴールデンポイント出版」という名前の由来についてはギャモンプレイヤーならピンと来る方が多いと思いますが、「ゴールデンポイント」とは相手側の5ポイント(相手のゴールから5ピップ離れた位置のポイント)すなわち自分側の20ポイントを指すバックギャモン用語です。ゴールデンポイントの名付け親である Paul Magriel(ポール・マグリエル)によると、バックギャモンにおいて最も重要なポイントとされており、その名の通り黄金のような価値があります。そこで我々も、黄金のように価値のある本を世に出していきたいということでこの名前を付けました。
『バックギャモン検定1』キャンペーンサイト(2月から予約受付開始)
https://sales.goldenpointpublishing.com/
それから足掛け1年9ヶ月、気の遠くなるような数々の作業を乗り越えて、記念すべき書籍第一弾『バックギャモン検定1』がいよいよ3月に刊行されます。
2011年からスタートしたバックギャモン検定は、これまでモナコやラスベガス、コペンハーゲン、イスタンブールなど世界中の大会で累計1,200名を超えるプレイヤーが参加する一大イベントになっています。バックギャモン検定の書籍化はファンからの要望も多く、このたびようやく実現することができました。書籍化にあたっては、解説を全面的に書き直し、過去の受検者のデータから問題ごとの難易度や自己分析の目安となる情報などを追加して、約100ページのボリュームに仕上げました。
『バックギャモン検定1』キャンペーンサイト(2月から予約受付開始)
https://sales.goldenpointpublishing.com/
本書の購入特典として、自分の得意分野や苦手分野を簡単にチェックできるように、オンラインで PDF の成績証(下図参照)を入手できるサービスを用意しています。
その他の詳しい情報については下記のキャンペーンサイトをご確認ください。他の検定についても順次、バックギャモン検定シリーズとして書籍化の準備を進めており、コレクターズアイテムとしても価値あるものになっています。なお、今回の『バックギャモン検定1』は 2018 年に実施した第8回バックギャモン検定をベースにしていますので、過去に受検したことがある方はご注意ください。
https://sales.goldenpointpublishing.com/
ゴールデンポイント出版では今後、バックギャモン検定以外にもさまざまな種類のバックギャモン書籍を続々と刊行していく予定ですので、ぜひご期待ください。また、バックギャモン検定と同じように海外展開も計画しており、日本から世界のバックギャモン界をリードしていくようなクオリティの高い書籍を作り上げていきます。最近では UBC(Ultimate Backgammon Championship)や WBIF オンライン国際チーム戦 で日本人プレイヤーが世界を席巻し、日本のバックギャモンのレベルの高さが海外からますます注目されています。こういったことも今後の海外展開の追い風になっていくと考えています。
この一年、正直めちゃくちゃ大変でしたが、最高の本に仕上げられたと自負しています。今後とも、バックギャモン検定およびゴールデンポイント出版をよろしくお願い致します。