数字全て見せます、バックギャモン検定 ~ 第2回バックギャモン検定の統計解析結果 ~

バックギャモンフェスティバル最終日、10/14(月・祝)に開催された バックギャモン学会 2013 にて、第2回バックギャモン検定 の統計解析結果について発表させていただきました。

タイトルは、
「数字全て見せます、バックギャモン検定 ~ 第2回バックギャモン検定の統計解析結果 ~」、
Agendaは、

  • 自己紹介
  • はじめに(基本データ)
  • 仮説と検証
  •  【仮説1】 経験が長いほどスコアが上がる?
     【仮説2】 強いプレイヤーほどスコアが上がる?
     【仮説3】 強いプレイヤーは終盤が得意?
     【仮説4】 強いプレイヤーはキューブが得意?

  • まとめ
  • 今後の課題

という形で発表しましたが、主な内容としては、バックギャモン検定の成績データとアンケート結果、およびJBLレーティングを使って、上記の4つの仮説を統計学的観点から検証・考察するというものでした。

バックギャモン学会という大舞台での初めて発表ということで緊張しましたが、この日の発表に向けて3ヶ月以上前から準備を進めていたこともあり、内容についてはしっかりとお伝えすることができたと思います。この発表を機に、バックギャモン界で新たな議論生み出すことができれば、嬉しい限りです。

バックギャモン検定の成績データの統計解析についてはもちろん今後も続けていく予定ですので、機会があれば来年のバックギャモン学会でも発表させていただきたいと思います。

バックギャモン検定 in Nordic Open 2013

3/31(日)にデンマークの Nordic Open 2013 で、第2回バックギャモン検定(サーキット)が開催され、51人もの参加者が集まり大盛況となりました。

Schedule Nordic Open 2013

Nordic Open
(Photo by Mochizuki Masayuki)

翌日4/1(月)には、望月正行プロによる検定問題についてのレクチャーセッションが行われ、こちらも大勢のプレイヤーが聴講に訪れました。

これまでの全受検者105人の成績をこちらのサイトでリストアップしています。
バックギャモン検定 集計結果

なお、現在暫定1位の Victor Ashkenazi は、バックギャモン・ジャイアント52位の世界トッププレイヤーです。現在までに5人のバックギャモン・ジャイアントに参加していただいており、いずれも好成績を修めています。

バックギャモン検定 in Istanbul Open 2013

1/19(土)、トルコの Istanbul Open 2013 にて、第2回バックギャモン検定の公式サーキットを実施しました。
トルコ内外から合計6ヶ国、19人のプレイヤーに参加していただきました。

19人の成績は以下のようになりました。

順位 正答数 エラー合計 氏名
1 38 1414 Erhan Yenışen Turkey
2 35 1107 Giorgos Kleitsas Greece
3 34 1427 Cüneyt Argun Genç Turkey
4 32 1665 Arda Findikoğlu Turkey
5 28 2828 Hakan Aksu Turkey
6 26 2910 B. Cumhur Bektüre Turkey
7 23 2158 F. D. Turkey
8 22 2574 Abdullah Sorgüven Turkey
9 21 2839 A. P. UK
10 18 3586 Shimon Kagan Israel
11 16 2883 Kemal Aksu Turkey
11 16 2937 Nesrın Becerıcı Turkey
11 16 3213 Faruk Perkın Turkey
11 16 3456 Alı Kamiş Turkey
15 15 3161 Tabet Anis Tabet Lebanon
15 15 3623 Ramazan Gür Turkey
15 15 4035 Özdal Kapmaz Turkey
18 12 4063 Göksel Kilinç Turkey
18 12 4289 Rami Malas Spain
合計 19人 平均 21.6 平均 2851

《予告》バックギャモン検定 in バックギャモンフェスティバル 2012

今年の 王位戦 でも好評だった「バックギャモン検定」を、バックギャモンフェスティバル 内で公式開催いたします。先日の埼玉例会で 第一弾 が実施された「公式サーキット試験」の第二弾となります。
日程は、バックギャモンフェスティバルの初日、10/6(土) を予定しています。

問題や形式は、今年5月の王位戦で開催した 「第2回 バックギャモン検定」 のものと同じとなりますが、前回残念ながら受検できなかった方には、自身の「バックギャモン力」を再認識するのにまたとない機会になるかと思います。

なお、検定受検料については、前回の公式サーキット試験から引き続き 「1,000円」 で受検できます。
この機会に是非、お友達やお知り合いをお誘いあわせの上、大勢でご参加ください。

なお、8月まで実施していたJBL SHOPでのPDFのオンライン販売は中止しております。
バックギャモン検定は今後、「公式サーキット試験」のみで実施していき、当面はオンライン販売の予定はございません。

日時:
 2012年10月6日(土)
 11:00 ~ 11:30 受付(最大11:45まで受付可能)
 11:30 ~ 12:30 試験実施

 ※状況次第では、当日に何回か試験実施をする可能性もあります。

参加費:

項目 料金(税込) 備考
受検料 1,000円 解説冊子・認定証は含みません
解説冊子 3,000円 オプション(任意)
認定証 1,000円 オプション(任意)

明日の準備

明日(9/29)開催予定の「バックギャモン検定 in 埼玉例会」の準備を着々と進めております。

冊子や成績表の印刷も無事、完了しました。
本開催に向けて、解説冊子と解答用紙の中身をちょっとだけリニューアル。
受検者の方々により満足いただけるよう、少しずつ地道にグレードアップさせています。

今回は、こういった小物なんかも用意してみました。

《予告》バックギャモン検定 in 埼玉例会

来たる 9/29(土)の 埼玉例会 にて、バックギャモン検定 を公式開催いたします。

問題は 前回の王位戦 で実施したものと同じとなりますが、前回残念ながら受検できなかった方には、自身の「バックギャモン力」を再認識するのにまたとない機会になるかと思います。

なお、受検料については前回から大幅な見直しをしまして、何とたったの 「1,000円」 で受検することができるようになります。

試しに受けてみたいなと思っていた初級者の方にも、とても受検しやすくなりました。

項目 料金(税込) 備考
受検料 1,000円 解説冊子・認定証は含みません
解説冊子 3,000円 オプション(任意)
認定証 1,000円 オプション(任意)

開始時刻は、9/29(土)17:30 (または 18:00)を予定しております。
詳しいスケジュールについては、埼玉例会 のサイトをご確認ください。

バックギャモンフェスティバル直前の実力試しとしても、とてもよいタイミングだと思いますので、是非このチャンスをお見逃しなく。

(バックギャモン検定委員会スタッフ 横瀬)

結果集計(公式記録のみ)

ずいぶん遅くなってしまいましたが、JBL 王位戦で行われた 第2回バックギャモン検定の結果を集計してみました。
(王位戦当日に受検された公式記録のみを対象としています。)

まずは、正答数のランキングから。

順位 正答数(満点:50) 偏差値
1 40 80.0
2 30 61.6
3 28 58.2
4 27 56.4
6 26 54.7
7 23 49.5
10 22 47.8
12 20 44.3
15 19 42.6
17 17 39.1
18 13 32.2
合計:18人 平均:23.3 標準偏差:5.77

次に、正答数とエラー合計の相関グラフです。
(図をクリックすると拡大できます。)

正答数とエラー合計の相関グラフ

実際に受検された方は、これらの集計結果と照らし合していただければまた更なる発見もあるのではないでしょうか。

検定にご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました。
今後も公式記録が集まりましたら、その度ごとに集計を発表させていただきます。

第2回バックギャモン検定の結果

JBL 王位戦 3日目の5/5(土)、第2回バックギャモン検定が開催されました。
バックギャモン検定は、バックギャモンの知識や理解度を客観的に評価するための日本バックギャモン協会(JBL)認定の公式試験で、試験時間は60分です。

当日の受検者は18人、平均正解数は23.3問、標準偏差は5.77でした。
なお最高スコアは40問/50問正解で、西川清一さんが記録しました。

http://www.backgammon.gr.jp/shop/cgi-bin/detail.cgi?code=j2015