第11回バックギャモン検定 – ラウンド2 @ 42nd Chicago Open

5月3日に新シーズンが始まったバックギャモン検定ですが、そのわずか3週間後の5月24日、シカゴオープン で第11回バックギャモン検定の第2ラウンドがおこなわれました。

シカゴオープンは、毎年多くのバックギャモン愛好者が集まる大規模なイベントであり、バックギャモン検定も大きな注目を集めています。シカゴオープンでは、2014年の第4回検定から毎年連続でバックギャモン検定が実施されており、その実施回数はアメリカ国内で最多です。そして今年は過去最多となる42名の参加者が集まり、そのうち8名は女性でした。

検定試験の内容は、実際のバックギャモンの試合でよく遭遇するシチュエーションに基づいています。多くの問題がプレイヤーの戦略的思考力と瞬間的な判断力を問うものであり、それゆえに毎年多くのプレイヤーが自身の実力を試すためにこの検定に挑戦しています。

今回の検定で最高得点を獲得したのは、バックギャモンジャイアンツ にも名を連ねる Gerry Tansey でした。彼はシカゴオープンでの検定で3回連続でトップとなっています。

参加者全員の成績は以下の通りです。

Rank Total score Total errors Name
1 39 1367 Gerry Tansey USA
2 37 2099 (Anonymous) USA
3 35 1783 Chuck Bower USA
3 35 2057 Frank Frigo USA
5 33 2173 David Klausa USA
5 33 2429 Frank Talbot USA
7 32 2236 Art Benjamin USA
8 30 2418 Craig Anderson USA
8 30 2789 Steve Hairgrove USA
10 28 2595 Richard Munitz USA
11 26 2944 Paul Swain USA
12 25 3133 Bill Lonergan USA
13 24 3325 Richard Stubbe USA
13 24 3368 David Habib FranceCanada
15 23 3011 Jimmy DeRosier USA
15 23 3249 A. M. USA
15 23 3698 J. H. USA
15 23 3942 Karen Davis USA
19 21 3400 A. S. USA
19 21 4211 Roberto Gaui Brazil
19 21 4644 Amelia Pascar USA
22 20 3367 Allen Tish USA
22 20 4135 Clinton Laird USA
22 20 4455 Kratz Robert USA
25 19 4093 David Himebaugh USA
25 19 4485 D. S. USA
25 19 4488 John Stryker USA
28 17 3873 (Anonymous) USA
28 17 4340 Jeremy Ly USA
28 17 4839 Greg Merriman USA
28 17 4911 Hakki Baltaci Turkey
32 16 4146 Brett Hemes USA
32 16 4385 George Kourdahi
32 16 5707 Carol Joy Cole USA
32 16 5735 Hannah DeRosier USA
36 15 4343 (Anonymous) USA
37 14 5223 I. M. USA
38 12 4670 (Anonymous) Greece
38 12 6008 Terese Flynn USA
40 11 5608 (Anonymous) Canada
40 11 5833 A. J. USA
42 10 6073 A. P. USA
Total 42 Ave. 21.9 Ave. 3847

試験の2日後には景山充人プロによる解説会がおこなわれ、参加者たちによる活発なディスカッションが繰り広げられました。解説会は、バックギャモンの理解を深める絶好の機会であり、多くの参加者がその意義を感じています。

シカゴオープンにおいてバックギャモン検定は毎年恒例のイベントとなっており、多くの注目を集めています。大会主催者の Rory Pascar、監督・運営を現地で実施いただいた景山プロ、およびシカゴでの参加者の皆さまに心から感謝申し上げます。

なお、現時点の全参加者の成績リストは こちら から確認することができます。次回も、ぜひ多くの方々の参加をお待ちしております。